どんとがうちにやってきた

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せん妄経験

母は今日、ICUから一般病棟に移る、とさきほど病院から電話がありました。

これでせん妄状態も少しはまともになるかなあ。

そうなると、二度と経験できないかもしれないので、面白いから書いておこう・・・





入院して3日目くらいまでは、特に妄想度がひどくて、



昼間、(親戚の)のぶちゃん一家が大勢で来たのに、なんであんたは途中でどっかいっちゃったのよというようなカワイイものから(もちろん、誰も来てません。私もいません。)


病院の中でライオンが逃げた。怖いとか、


なんで病室の時計は逆さ文字なの?とか。


夕べは、(ともだちの)○○さんちで泊まったのに、お茶の一杯も出してくれなかったとか




ぎょえ~ という感じです。

医師は「聞き流してください」と言うが、ついつい反論したくなり、理詰めで反論する私。




入院6日目の昨日は、


(友人の子の)まゆみちゃんが、すごくきれいな、外人みたいな子どもを連れて見舞いに来たけど、「この子の下に、あと8人子どもがいる」というので、まさか8人も子供産んだはずはないから、これはきっと妄想だね。



と言うように。でも、どこまで本気でそう思っているかは謎だ。




こんな風に幻覚妄想に囚われている一方、「通販の着払いで1万円くらいのズボンを買ったから届くと思うが、私の財布から支払っておいて」とか(本当にそのとおりだった)、「もう一つ通販だ買ったのは、代引き手数料が高かったから、振込みにした。届いたら振込んでおいて」(これもその通りだった)というように、極めてしっかりしているところもある。



昨日などあんたが毎日病院通いで遊び歩けず、まともな時間に家に帰るから、どんとが喜んでるでしょうですと。



まあ、喜んでますけど。

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↑ すみません、後ろのテレビに映ってる人、誰でしたっけ? どうしても思い出せず、気持ち悪いです。
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by dontodon | 2012-10-19 14:04

何が起きるかわからない

去年のクリスマスに、甲府から我が家の隣に引っ越して来た母。

ほぼ毎日、顔を出したり、週に1回は一緒にご飯を食べたりし、家事ヘルパーさんにも来てもらって、ご機嫌に暮らしていました。

先週も金曜日の夜にご飯を持って行き、目の前でちゃんと食べて、いつもと変わりなかったのですが、翌土曜日の夕方に顔を出すと、床に倒れている。話しかけても、口はきけない。うなづいたり首を振ったりはするが、周囲は嘔吐物にまみれ、全く動けない状態です。

パジャマのままでしたし、朝起きた気配もないので、夜中にトイレにでも起き、高熱で倒れこんでそのままだったのだと思います。たぶん12時間以上経過していたと思う。

救急車で近くの大学病院に搬送されました。重度の肺炎だそうです。そのほかに、結核や髄膜炎の疑いあり、ということで、ICUの個室に入院。


今日で6日目ですが、せん妄が出て、わけがわからないことを口走る。幻覚があるらしいです。

これは、ICUせん妄といい、高齢者がICUに入院すると特に発症しやすいそうで、ICUを出れば次第に正常になる、と言われるが、あまりに妄想・幻覚がすごいので、このまま治らなかったらどうしよ~ と超不安。


全くご飯を食べないので、先生に特別に許可をもらって、食事を毎日差し入れることになった。

さきほども、夕べ本人が食べたいと言った、いなりずしやリンゴを持っていったが、本人は食べたいと言ったことももちろん忘れています。


もともとわがままな人なので、病院の食事がまずいだの(←病院とすれば特にまずくないです)、水が飲みたいから看護婦さんを何度も呼ぶのに来てくれないだの(ICUなんだから、ほかに重篤の患者がたくさんいます)、体を動かせないだの(運動機能は正常なんだから、本人の意志の問題)、聞いていてとても気が滅入る。


肺炎はかなり良くなり、今日、検査結果が出て結核の疑いも晴れ、そろそろICUを出て一般病棟に移るとは思うのだが、その先に来る介護が、先が見えなくて大変に憂鬱です。


本当は、11月に友達とモロッコに行く予定だったのだが、当然キャンセル。



それにしても、私は救急車に乗ったのも初めてだし、家族がこのように緊急入院したこともない。

救急だから、ということもあるだろうが、いきなり「カテーテル挿入同意書」「腰椎穿刺検査の同意書」「輸血同意書」「身体抑制同意書」などたくさんの書類にサインを求められ、また「いざというときに、人工呼吸器をつけるかどうか」判断を求められ、今日も「このまま口から食べられない場合に、胃ろうをするかどうか決めておくように」と言われました。

私は考え方が単純だし、そういうことにあっさりしている方だと思うので、ぱっぱと決めますが、動揺している中でそのような書類をつきつけられるのは、普通は悩むと思います。

ちなみに、私は「よくなるための治療は何でもするが、延命のための措置はしない」。これは、犬猫についても人間についても同じです。
だから、人工呼吸器はつけない、胃ろうはしない、と答えました。

自分が患者であっても、そうしてほしいと私は思っています。が、うちの夫や息子はぐじぐじしているので、いざ私に関して決断を求められても、決められないと思いますから、普段からよく言い聞かせておかねば。



そんなわけで、今日は仕事に行けず。

運よく(経済的には全然よくないが)、ただいま仕事が詰まっているわけではないので、病院通いと仕事、なんとか折り合いながらやっていけると思います。


昨日は、病院の帰りに無理やり筋トレにも行きました。

どの程度の期間になるのかわからないのだから、自分の時間もとりながら、気楽にやらなくちゃ、と自分に言い聞かせています。


それにしても、酒でも飲まなきゃやってらんねーよ、と相変わらず毎日おいしいお酒も飲んでいるのですが、




「あんた、どんとの病気では酒を断ってたのに、ばあちゃんのときはえらい違いだね」





と息子。おっしゃる通り!






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↑ もはや、飼い主にさえ、どちらがどちらかわからない、ぐりとぐら。首輪は必須。
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by dontodon | 2012-10-18 14:47

犬猫馬鹿息子とのバトル生活


by dontodon