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どんとがうちにやってきた

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2011年 08月 17日 ( 1 )

まー。

今日、まーが亡くなりました。


とうとうFIP・・伝染性腹膜炎発症・・ということだと思います。
もともと肝臓がとても悪く(これも、コロナウィルスが原因、と獣医は言ってました)、4月の血液検査では、

GOTが212(正常値は18~51)
GPTが354(正常値は22~84)

コロナウィルスは1600。

獣医からは昨年から、「数値からみて、FIP発症しつつある、と思っていたほうがいい」と言われていました。


でも、本人は、いたって元気で食欲もあり、だから、すごく恐れながら、高をくくっていたところもあります。まーは絶対死なない、 と思っていた。


しかし、8月4日に秋田から帰ると、まーのお腹が膨らんでいることに気が付き、翌日には、亡くなった「むう」そっくりに、ししゃものようなお腹になっていた。腹水です。


FIPは発症してしまったら、助かる見込みはありません。むうが亡くなってから散々調べましたが、FIPが発症して、腹水がたまってから快復したケースはない。(ネットでは快復したらしい、というような伝聞記事はあることはありますが、それもサプリや気功がらみで、私にはそれに飛びつく気持ちにはなれない。)







延命治療はしない。

本人が苦しいことはやらない。

ひどい苦しみが長時間続くのでなければ、安楽死もさせない。





私はそう決めて、獣医に行くのをやめました。

そのかわり、できるだけまーと一緒にいることにして、やれる仕事は家でやり、12日から夏休みでしたが、予定を全部とりやめて、家にいることにしました。

あらゆる種類のフードや、子猫用のミルクや、栄養補強剤や、美味しいおやつを取り寄せて、毎日ささみをゆでて、まーが食べたいものだけ、食べたい時にあげるようにしましたが、あの大食らいのまーの食欲は瞬く間に失せて、一度に食べるのはおちょこ1杯くらい。



残したものは、全部むにちゃんが頂いたので、むにちゃんは2週間で、なんだかずいぶん太りました。



それでも、15日までは、少しずつでも食べていて、自分でピアノの上にも上れていたのですが、16日になると、朝から何も食べなくなった。

嫌がるので、強制給餌はやらない。




腹水でぱんぱんになったお腹が重いのでしょう、廊下の壁によりかかって、ずっと寝ています。

一度だけ、自分で洗面台に乗ったので、お水をあげたら、それは結構飲む。

一口だけ舐めるだけでも、と、ささみや、ミルクや、なまりなど、次々に差し出してみるが、もう「ほっといて」という感じで、顔を背け、私がしつこく撫でると、さも嫌そうに起きあがって行ってしまう。

納戸の奥や、洗面所のタオル入れの中が落ち着くらしく、引きこもっている。




今朝起きると、前日よりぐったりした感じ。

そしてトイレのそばに、どす黒い液体が・・ 最初は下痢かと思ったのだが、吐いたものらしい。血が混じっているのだ。


やはり何も食べないので、小さいシリンジで、ブドウ糖をを口に少しだけ含ませる。





この日は、なにか予感がして、まーに嫌がられようと、そばにずっと着いていようと決めた。

まーは洗面所のタオル入れの棚に入っているので、洗面所に座椅子を持ってきて、まーを触りながら、前日に買った佐野洋子さんの最後の本、「死ぬ気まんまん」を読む。なんか、これから死に立ち向かうには、必要な気がして。



しばらくすると、まーがよろよろ起きあがって、お風呂場に行き、濡れるのもかまわず、そこで横たわった。

お風呂場で寝るなんて初めてです。町田康の猫本に、猫は死期が近くなると水場を好む、というような話があった気がする。



30分ほどお風呂場で寝ていたでしょうか、突然、にゃあ、と鳴いて顔を上げて私を捜し、何か訴える。久しぶりに聞いたまーの声。

移動したいのに、自分では起きあがれないのかもしれない。急いで抱き上げて、バスタオルで包み、抱っこする。

もう、私に抱かれても撫でられても、嫌がるそぶりも見せず、じっとしたまま。




それから亡くなるまで、ずっと腕の中、2時間ほどだったでしょうか。

次第に意識が薄くなっていくようだが、一方で、時々苦しそうに何かを吐こうとして、声をあげ、つらい。

まーには、もう頑張らないでいいから、早くむうちゃんのところに行きなさい、と言いきかせ、天国の父に、「早く迎えに来てやって!」と祈る。





最後に、まーは、小さくちょっと痙攣して、いきなり元通りの可愛い顔になりました。

8月17日午後1時30分。

私の腕の中で、「まーちゃん大好きだよ」と言われながら逝きました。享年1歳2ヶ月。






看取れて、本当によかった。



実は、私は明日から5日間ほど北京に行かなければならず、今日私に看取られて亡くなったのは、神様とまーの意思でしょう。





まーは、うちに来た当時は暴れん坊の手のつけられない猫だったが、どんどん可愛くなって、面白い性格で、考えていることが全部顔に出て、まるで人間の男の子のようで、家族全員が溺愛していました。

本当に優しい子で、一度も、誰に対しても、シャー したことがありません。

「まー」と呼ぶと、必ず「まー」と答えてくれました。




インターフェロンをもっと打っていれば、とか、漢方を飲ませておけば、とか、考え出したらきりがないのですが、これがまーの天寿だったのだろう、と思うようにします。




今ごろは、むうちゃんと、銀次と一緒に楽しく遊んでいることでしょう。

たぶん、愛猫のかいちゃんを連れた父が、私が行くまで、うちの子たちの面倒をみてくれているはず。



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具合が悪くなってから、むにちゃんが良く付き添ってくれました。

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亡くなってからもね。

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どんとも。

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by dontodon | 2011-08-17 15:05

犬猫馬鹿息子とのバトル生活


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